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2020米国大統領選挙、米国政治、勉強したこと気づいたこと

お薦め記事紹介 / アメリカ国内の差別問題

 

ニューヨーク在住のライターの堂本かおるさんを昔からツイッターでフォローしているのですが、とても良い記事をいつも書いていらっしゃるので今回紹介します。

 

堂本さんを知ったきっかけは、大学3回時のアメリカ留学中にニューヨーク旅行を計画しており、その中で堂本さんのニューヨークのハーレム地区のツアーのサイトを見つけたことでした。ツアーへの参加は時間に都合がつかず結局かないませんでしたが、その時からいろいろ記事を読ませていただいています。

日本人の視点も織り交ぜつつ、専門でいらっしゃるブラックカルチャーや、アメリカの文化や情勢、ときに差別についてわかりやすく詳しく書かれている記事は、大変勉強になります。

 

私が最近読んだ全ての文章の中でもベストに入るのが、堂本さんの下記2件の記事です。1件目は4月から連日各地で立て続けに起きた15件もの差別が関わる事件がまとめられており、2件目はより大きなニュースになっている、ニューヨークの弁護士による差別行動とそれに対するなんともすっきりする人々のユーモアに富んだ対抗行動が記されています。是非どちらも読んでみてください。

 

wezz-y.com

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ツイッターでShaun King氏等の方々をフォローしていると、日々いろいろな差別事件や不条理な事件が起こっているのを目の当たりにします。上記の記事のように、ただお店で注文していただけ、トイレを借りようとしただけ、歩いていただけ、BBQをしてただけ、メタルバンドのTシャツを着ていただけで無実の罪を着せられる。「(不法)移民」「ブラック」「ヒスパニック」「マイノリティー」などのキーワードが、まだこの国で大勢の無実の人々の生活を脅かしていることは間違いありません。ここでは日本人も「マイノリティー」にあてはまります。

日本はアメリカほど人種のサラダボールではありませんが、まだこういったヘイトの問題にまだ真剣に向き合い始めていないだけで、色々な根拠のない偏見や差別に生きづらさを強いられている人たちはそれこそ大勢いると思います。幼い時からよく聞く「相手の気持ちになって考える」こと、口で言うことはたやすいですが、大人になってもこれを心に留めて、一瞬でも行動前に考えることはなんと難しいことでしょうか。自身の行動も踏まえて、もう一度反省しようと思います。

 

また、堂本さんが書かれた記事は他にも沢山良いものがあるので、是非探してみてください。