DETOUR

2020米国大統領選挙、米国政治、勉強したこと気づいたこと

選挙敗北後のHillary Clinton氏、報道官辞任後のSean Spicer氏の初のテレビ出演

ブログをはじめ最初に書いた「書きたい内容」に沿わず、米国情勢の記事ばかり書いてしまっています…。特にトランプ氏が大統領に立候補して以来毎日のように趣味で情勢を追いかけているのですが、日々いろいろ起こりすぎて。(笑) 落ち着いたら洋楽や英語についても書きたいので、是非お付き合いくださいませ^^

minichabi.hatenablog.com

 

今日は最近気になったYoutube動画を2つ紹介します

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①Hillary Clinton氏のテレビ出演

大統領選でトランプに敗れたHillary Clinton氏が、9月13日に選挙で負けて以来初めてテレビ番組に出演している。The Viewが最初のテレビ出演のようだが、語っている内容が赤裸々で胸が痛くなる。出版された自叙伝、"What happened"も是非読んでみたい。

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(簡単なサマリー)

1:48-  Hillary Clinton氏:敗戦は投票日まで全く予想しておらず途方に暮れ、気をそらすためにクローゼットを掃除したり散歩したり、犬と遊んだ。それでも、頭の中では何がどのように起こったのか、"What happened?"、ほかに何ができたのかと自問自答しており、それを理解するために"What happened"というタイトルの本を書いた。」

7:04-  Clinton氏は敗戦を全く予期しておらず、まさに投票日に気づいた。周りの関係者もトランプ陣営に移ったり、離れて行ったりと、非常につらい状況だった。投票日までは勝つのを楽しみにしていたし、大統領になって何をするかも考えていた。しかし負け、するとは思っていなかった敗北演説を書き行い、終わって車にのってようやくアドレナリンがなくなったことに気づいた。

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②Sean Spicer氏のテレビ出演

今年7月21日までホワイトハウス報道官だったSean Spicer氏もJimmy Kimmelのトークショーに出演していた。彼はAnthony Scaramucci氏のホワイトハウス入りの人事に反対して辞任したのだが、いつも報道官として記者からの質問に受ける仏頂面の険しい顔だった姿が目に焼き付いているため、今回の笑顔で朗らかな様子には驚いた。

彼はトランプ大統領の嘘に振り回された人物だ。トランプ大統領が就任時、自身の就任式(Inauguration celemony)に詰めかけた人はこれまでで最多だったとし、Spicer氏も記者会見でそう伝えた。しかし実際には事実ではなかったのだが、最後までトランプ氏をかばい続けた。その時の様子も語っている。

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(簡単なサマリー)

2:27-  (報道官に就任して初めての記者会見で、就任式の観客は過去最多だったと言ったことについて) Spicer氏: 報道官の仕事は、大統領に助言をし、彼の意思や意見を国民に伝えるのが仕事だと思っている。自身の意見を伝え、彼を説得するのは違う。

8:25-  トランプ大統領がTwitterでつぶやくと通知が来るようにしている。 (笑)

10:36-  記者たちが話を作り上げて事実のように報道していることが多くあったことは腹立だしい。信用を利用し、閲覧数を稼ごうとしているのだ。それらの記者たちを責めても、罪悪感を持っていない。

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両者とも、敗戦と辞任という一般的にはネガティブといえるような出来事を経験しているので、それでもまたこのように公に出て実際の出来事の裏事情まで話していることに少々驚きました。(クリントン氏は自身の本を宣伝する目的もありそうですが) 

クリントン氏は、選挙の敗因になったといわれるような多くの批判もありますが、女性初の大統領になるだろうと応援していたので、個人的には前向きな姿を見ることもできてうれしかったです。

 

皆様よい3連休をお過ごしくださいませ^^