DETOUR

2020米国大統領選挙、米国政治、勉強したこと気づいたこと

コロナ、ウイルス基礎知識 // ポッドキャスト The Daily 3/27 "A Kids’ Guide to Coronavirus" 要約

COVID-19、通称コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。

先月末には普通に外出して友達と会っていたのに、あっという間に私の住んでいる州は外出自粛令が出され、近所の散歩、ガソリン給油、食料品や薬品の買い物以外は外に出てはいけないことになっています。仕事も、医療や食料品店等の必要不可欠なもの以外は在宅ワークか休業、飲食店も持ち帰りや配達のみ営業可能です。

今日アメリカが世界で1番感染者数が多い国に躍り出てしまいましたし、この2、3週間で状況は刻一刻と変わっています。正直家にこもって毎日ニュースばかり見ていたら気も滅入ってくるので、適度な情報収集、十分な気分転換が必要ですね。

 

今日は、New York Times社のポッドキャスト、"The Daily"の今日の放送回が非常にわかりやすくウイルス、コロナの説明していたのでその要約を記載します。ウイルスを長年研究している科学作家のCarl Zimmer氏が、ウイルスとは何か、コロナの由来等の子どもからの質問に答えています。

A Kids’ Guide to Coronavirus - The New York Times

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Podcastのアプリさえダウンロードすれば無料で聞けますし、上記リンク先からも聞けますので、是非合わせて聞いてみてください。

では、下記拙訳且つ簡単な要約ですが。

 

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Q1、どうやってコロナウイルスは誕生したのか

コロナウイルスは地球上に数百、数兆種類以上ある中のウイルスの一つ。人間、木、キノコ、全ての生物に感染し、ウイルスですらウイルスに感染する。ウイルスは10億年以上前の生命が誕生したあたりからすでに存在する。

Q2、いつ人間はウイルスを発見したのか

昔から人は病気になっていたが、その原因は長年解明されなかった。そして1800年後半にオランダの科学者 Martinus Beijerinck氏が、病気になった煙草の葉を研究していた際に初めてウイルスの存在に気付く。

病気になった煙草の葉を粉々にして、非常に目の細かいフィルターにかける。そして抽出された一見ただの水に見える液体をほかの健康な煙草の葉にかけると、その葉も病気になった。そこで、その液体の中に病気の素となる非常に小さな何かがいるはずだとして、それをラテン語で【毒】を意味するウイルス(Virus)と名付けた。

Q3、ウイルスとは何?

ウイルスは非常に小さな泡、 細胞。1粒の塩の粒と大きさを比較すると、ウイルスはその何百、何千分の1ほどの大きさ。人間の体はレゴのように、およそ37兆個ものたくさんの小さな細胞で成り立っているが、ウイルスがサッカーボールのサイズだと仮定すると、その人間を構成する細胞一つは40階建てのビルにも相当するサイズになる。
このようにウイルスは非常に小さく、唯一中にはウイルスを増やす方法を記した料理本、説明書のような遺伝子が入っている。ウイルス自身は増殖する道具を持っていないため、木やキノコなどの媒体を見つけ、その細胞に入り込み、ウイルスを強制的に作らせる

Q4、コロナウイルスは顕微鏡で見えるのか、色はついてるのか

顕微鏡では見えるが、色はない。色を持てないほど小さい。色がついている図は、科学者が説明しやすいようにつけている。 コロナウイルスは、全体にスパイクのような、Crown(王冠、冠)のようなものがついている。スパイクに覆われたボールのような形。そのCrownにちなみ、ラテン語でCrownを意味する「Corona」と命名された。

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Q5、ウイルスはどうやって人の体に入るのか

例えば、ドアハンドルにウイルスがついているとして、それを触る。そして鼻がかゆくてその手でかくと、鼻にウイルスが入り、鼻の中で漂う。多くの場合はそこから分裂し、病気にはならないが、鼻の中の多数の細胞の一つに入りこめば病気になる。

コロナウイルスは自身の体のスパイクを鍵のように細胞に突き刺して、細胞の中に入る。一旦コロナウイルスが細胞の中に入ると、その細胞を乗っ取ってウイルスを大量に作らせる。そして乗っ取られウイルス工場となった細胞は、数百万の新しいウイルスを作り出し、細胞の中がウイルスで満杯になるとはじけ、体の中にウイルスが蔓延する。そして呼吸するうちにだんだんと体の中に入り込み、肺に到達する。

Q6、コロナウイルスに感染し、体にでる症状

コロナウイルスは肺に到達すると、肺の細胞にも同様にスパイクで穴を作り入り込み、乗っ取りウイルス工場を作る。そして次第に肺の細胞が死んでいき、そこで痛みを伴う場合がある。

②体中を循環している免疫系がウイルスや感染した細胞を見つけると、それらと戦争を始める。発熱するのは、免疫系が戦っているからであり、ウイルスのせいではない。そして約2割の人は免疫システムがウイルスに勝てず、むしろ体にダメージを与える。通常は免疫系は悪いウイルスだけ取り除くのが役割だが、時々正常に働かず、他の問題がない細胞も傷つけてしまう。一般的に体調が悪くなるのは、ウイルスのせいというよりも免疫系の反応の結果であることが多い。

Q7、なぜ咳が出るのか

肺がコロナウイルスや他のウイルスに感染すると、中に死んだ細胞などでできた液体がたまっていく。そして咳をすることで少しその障害物を除去するができる。一方、人を病気にする非常に効果的な方法でもある。人は咳をして自身の調子を整える一方、ウイルスにとってはほかの媒体に移動する、まるでリムジンのように都合のいいものである。

Q8、コロナウイルスの起源

コロナウイルスは、コウモリからきている。人に感染する多くのウイルスは動物が起源で、AIDSを引き起こすHIVチンパンジー、インフルエンザは鳥からきている。ほかにもコウモリからはSARS、MARS、おそらくエボラも発生しているといわれている。コウモリを食用する文化や、唾液、またほかの食用動物に感染することなどから、人に移る。

Q9、犬や猫などのペットはコロナウイルスに感染する?

まだはっきりわかってはいないが、人から動物にコロナウイルスをうつした例が少数確認されている。その場合犬は病気にならなかった。犬に感染する可能性はあるが、犬に影響をもたらす可能性は少ない。

Q10、子どもはなぜコロナウイルスで重症化しにくいのか

子どもはコロナウイルスに感染した場合でも重症化しにくいというデータがある。理由は解明中だが、一つの可能性として子どもは風邪をひきやすいことが挙げられる。風邪を引いた際のウイルスの記憶を体がまだ持っており、それに守られている。また、子どもは大人より健康で、肺も若くダメージも少ないことも可能性として考えられる。

Q11、ワクチンはどのようにして作るのか

ワクチンは、体内の免疫系に事前に脅威となるウイルスの情報を与え、戦い方を教える。病気にならないほどの少量のウイルスのかけらを入れ、免疫系にそれに備えさせ、ウイルスが入ってきたときに対抗できるように備えさせる。
ワクチンの開発は非常に難しく、病気にならず免疫系に備えさせることができる的確な量と部位の研究が必要。そして動物で、コロナウイルスの場合は恐らく、肺や細胞が人間に似ているフェレットで試験を行う。そして問題がなければ次に人間で試験を行う。このような過程を伴うため、時間がかかる。

Q12、外出できるようになるまでどのくらいかかるか

通常の生活に戻るまでにはしばらくはかかるだろう。しかし何世紀にもわたって人はウイルスと戦い、勝利してきた。しかしその勝負は非常に厳しく、人間全員の協力が必要である。

 

【素人解説】アメリカの民主党と共和党

アメリカに住んでいてもいなくても、アメリカの大統領選挙のニュースで赤と青で色分けされた地図は一度は見たことがあるのではないでしょうか。

アメリカには現在民主党共和党の2つの大きな政党があり、福祉、環境、銃規制など様々な分野で意見が異なっています。現大統領のトランプ氏や前任のオバマ氏はどちらに属しているのか、またそれぞれどんな方針があるのか見ていきます。

 

 

1、民主党共和党の違い

それぞれの党の方針と特徴を下記表にまとめました。しかし各党ともに政党規律が弱く、同じ政党内でも各政治家の掲げる政策や方針が異なることが多くあります。また必ずしも支持者が全員下記に当てはまるわけではないことをご承知おきください。

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シンボル、イメージカラー

民主党が青、共和党が赤です。2016年の大統領選挙時には、下記サイトのようにアメリカの地図が赤と青で塗りつぶされ、各政党の勝敗を示していました。民主党のシンボルは、2010年まではロバが使われていました。

www.jiji.com

基本的主張

全州をまとめ上げるワシントンD.C.連邦政府が主導で各州を纏めていくべきという「大きな政府」方針の民主党と、州や地域レベルで行政を行うべきという「小さな政府」主義の共和党で方針が異なっています。

人工中絶

これも政党をはるかに超えた、国民を二分する議論となっていますが、人工中絶の賛否の議論においてPro-Choiceとは選択重視(賛成)、一方Pro-Lifeとは生命重視(反対)とし、現在人工中絶を禁止したり制限している州もあります。これについても以降ブログを書けたらと思っていますが、興味のある方は下記動画を見てみてください。双方の主張や過去を持つ人たちが、様々な議論をしていてとても興味深いです。

www.youtube.com

移民受け入れ

共和党で現大統領のトランプ氏が「メキシコとアメリカの間に壁を作る」と選挙前に主張していたように、共和党は移民の受け入れに消極的。一方民主党は、移民歓迎とまではいかないにしろ、規制を設けた受け入れには寛容です。

銃規制

これも政党だけではなく、NRAという団体も非常に深く絡んでくるのですが、学校などでの銃乱射があるたびに銃所持の規制強化を求める声は政党を超えて高まってきています。以前書いた記事を貼っておきます。

minichabi.hatenablog.com

大統領

2009~2016年の8年間、民主党オバマ氏が大統領でしたが、2016年の大統領選挙にて共和党のトランプ氏が勝利し大統領となりました。それ以前にも近年は比較的交互に両政党から大統領を輩出していたのですが、トランプ氏の移民政策や、温暖化対策を定めたパリ協定からの離脱により変化が一層顕著に見られたように思います。

 

2、アメリカの政党政治の特徴

上記では2大政党の基本的な主張や違いを述べましたが、アメリカの政党政治自体の特徴もいくつか挙げていきます。 

一貫した方針を持たない応答政党

ヨーロッパの政党は階級、宗教、民族などの社会的亀裂に基づいて政党ごとに共通の原理を重視する責任政党であるのに対し、アメリカの政党はその時々の要求によって調整し、様々な国民の関心や世論に応じる応答政党といわれています。そのため、これまで党として一貫した方針を持っておらず、同じ政党に属していても主張に相違があることも多く見受けられます。

国民と政党の関わり

日本では選挙はありますが政治とは国民とは無関係のところで行われているように感じ、私たち個人がどの政党に属しているかという意識を持っている人は比較的少なのではないかと思います。しかしアメリカでは、政党は国民と、人種や利益関心、宗教など様々な面で複雑なつながりを持ち、多くの国民が特定の政党に属しているという意識を持っています。強い政治関心を持っていない人でも、民主党寄りか、共和党寄りかは比較的明確に分かれています。

 

3、体験談/生活の中での政治

私はこの2年間の間に、西海岸寄りと中西部に住みましたが、どちらもリベラル派の多い場所です。その日々の生活の中で、たまに周りの人たちの政治についての意見を知ることがあります。

以前アメリカ人の友達との食事中、ふと「いやートランプが大統領なんて本当に世も末だよね、そう思わない?」と言われて驚きました。また、西海岸でかつて留学時にお世話になっていた先生を訪れた際に、たった10分ほどの再会の中でも「私は元気だけど、トランプが大統領だから本当に嫌になる」と言っていました。一方2016年の大統領選でのトランプ氏を応援するステッカーを貼った車もたまに近所で目にします。

日本でも選挙のポスターはそこかしこに貼ってますし、日本では私の周りに政治に関心がある人が居なかっただけかもしれません。しかし、私は友達や先生とカジュアルに会った際に政治の話をしたことがありませんでした。なので一層、アメリカの政治や政党の方針や主張は、生活の中でも非常に影響を持っているものであると強く感じています。

 

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先日食べて感動したグリーンカレー

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アンドリュー・ヤン氏の離脱 // 18歳以上のアメリカ国民全員に毎月1000ドルを配布?

 

昨晩、Andrew Yang(アンドリュー・ヤン)が大統領選を離脱するとのニュースがありました。

ヤン氏は民主党の候補者の一人で、当選したら【18歳以上のアメリカ国民全員に毎月1000ドルを配布する】と謳い非常に注目を浴びていた人物です。初めてそれを聞いたときは、実現できっこない、当選したいがために言っていると思いましたが、よく聞けば彼にはアメリカの問題に向き合った、しっかりとした理論、理屈がありました。そしてあながち実現不可能でもないようなのです。

もうヤン氏は選挙は離脱してしまいましたが、彼が提唱していたそのユニバーサルベーシックインカム(UBI)という制度と、アメリカが直面している問題について今日は書きたいと思います。

 

1、アンドリュー・ヤン氏とは

大統領選の民主党候補選びの戦いの中のひときわ異色のアジア人、それがAndrew Yang氏です。台湾からの移民二世で、弁護士や起業家として成功していた経歴を持っています。また大統領選立候補までは政治経験がありません。

大統領選に立候補してからは、自身の支援者をYang Gang (ヤン軍団)として積極的にテレビのトークショーやラジオ、Youtubeにも出演し、若者を中心に支持を伸ばしています。インタビューを見ていても、抜群に頭がいいんだろうなということはすごく伝わります。

www.youtube.com 

肉体的にも精神的にも辛いであろう選挙戦を、どの候補者よりも楽しんでいるように見え、またユーモアのセンスも抜群でした。その例として、彼がよく口にしていた選挙戦でのスローガン、"MATH"。これだけ聞くと、「え…算数?数学?」となりますが、これは "Make America Think Harder" という標語の頭文字をとったもの。直訳すると、「アメリカにもっと考えさせよう」でしょうか。その頭文字をとって、MATH、つまり自身の得意な「数学」とかけているのです。

しかしこの標語、どこかで聞いたことがあるような気がしませんか?そう、2016年にトランプ氏が当選したとき掲げていた、 "Make America Great Again" (アメリカ合衆国を再び偉大な国に)にかけているのです。トランプ氏はその頭文字で "MAGA"、「マガ」と略して呼んでいました。選挙で戦う相手の標語をパクり、自分のものにしていてちょっと笑えます。

 

 他の有力候補者の中、上位数名しか出られないテレビ討論会にも何度か出席し(発言時間は非常に毎回限られていましたが)健闘していたのですが、アイオア州、昨日のニューハンプシャー州の選挙で票を集めることができず、昨晩2/11、大統領に当選する見込みが限りなく少ない中、これ以上支持者から支援金は受け取れないとして離脱を宣言しました。

 

2、ユニバーサルベーシックインカム制度

冒頭にも書きましたが、これは簡単に言えば【18歳以上の全アメリカ国民に月1000ドルを分配する】制度、またの名をFreedom Divident (フリーダムディビデント / 自由の配当金)ともいいます。これはヤン氏が突拍子もなく言い出したのではなく、アメリカ建国時から提唱されていた考えのよう。彼はこの制度が、下記のようなアメリカが抱える問題を解決する糸口になると考えています。

・社会問題① 機械に奪われる雇用

身の回りで人の仕事が機械に代わっていたこと、ありますよね。一番身近なのは、スーパーやコンビニで見かけるセルフレジではないでしょうか。機械で商品をスキャンして支払いまで、店員の手を必要とせず済んでしまいます。私の生活範囲内では、この形態のレジを増やす店がどんどん増えてきています。

これは一見人為的ミスも減り、「便利になった」ように感じるかもしれませんが、裏を返せば人の仕事がどんどん奪われています。なんと、以降12年で3分の1のアメリカ国民が、テクノロジーに職を奪われるとヤン氏は言っています。トラックの運転手も、アメリカでは29もの州で最も雇用を生み出している職業ですが、無人で自動運転するトラックの開発も近いうちに実現すると言われており、失業が危ぶまれています。

そうなると、新たな雇用機会を新しく作ることが最も重要ですが、月に1000ドル配布することにより、人々の最低限の生活への不安は解消されるのではと、ヤン氏は提唱しています。このお金により、本人のスキルアップの手助けにもなるでしょう。

・社会問題② 反移民感情の高まり

近年、特にトランプ氏が大統領になってから移民に対するへの世論が厳しくなっています。メキシコとの境界に壁を作り、不法移民が入れないようにするという政策だけでなく、自国のギャングの暴動から逃げてきた難民申請者にも、米国内の風当たりは非常に強いようです。

そこでヤン氏は、「雇用の喪失への恐怖や生活の不安が、移民や他人種に対するヘイト感情を生んでいる」と提唱しています。勿論それだけが原因ではありませんが、移民が来ることで、ただでさえ減っている雇用の機会が一層争奪戦になる ⇒ 結果的に自分の生活が苦しくなるのでは という心理も、人々の考えのどこかにあるのではないでしょうか。このヘイト感情も、自身の生活が保障されれば少しは解消されるのではと、ヤン氏は述べていました。

・社会問題③ 税金を払わない大企業

Amazonといえば、今やだれもが知っている大企業ですよね。家にいながら物を買うことができ、家に届けてくれる。取り扱っている商品ジャンルも多岐にわたり、とても便利です。しかし、驚くべきことにAmazonアメリカで税金を支払っていません。2018年に112億ドルもの利益を上げましたが、連邦税として支払ったのはまさかの0ドル。Amazonの発達により、これまで米国内の3割もの店やショッピングモールが閉店してしまったともいわれていますが、国や国民への還元を一切していないのです。同じく、GoogleFacebookも公平な量の税金を払っていないとヤン氏は言います。
 

そこで【人の仕事や情報を奪っておいて国には一切お金を落とさない】というこの仕組みを悪として、ヤン氏はこれらの企業に課税をすることで、全国民への資金配布の財源とすると宣言していました。

 

本人が簡単にこの制度を説明していた動画も貼っておきます。

www.youtube.com

3、所感

ユニバーサルベーシックインカム制度、最初は突拍子もなかったように聞こえましたが、少しは実現できそうな気もしてきませんか?勿論良いところだけではなく、問題もとてもたくさんあると思います。今回はアメリカの問題として書きましたが、日本でも全く同じことが言えるのではないかと私は思っています。

また、他の候補者がトランプ氏のやり方を非難し打倒すべく取り組む中、「トランプ氏は【問題】そのものではなく、社会で起こっている問題の【症状】である。」として、ヤン氏が独自の切り口で問題解決をしようとしていたのがとても印象的でした。まだ政界への意欲は途絶えていないようなので、また彼の活躍を見る機会もありそうなので、その機会を楽しみにしています。^^

 

最後に、彼が離脱を表明した昨晩のスピーチを貼っておきます。

www.youtube.com

 

 

 

【ブログ再開します】2020大統領選や米国政治など、興奮を分かち合いたい

ブログを1年以上も放置してしまいましたが、引き続き米国に住んでいます。

米国政治については、ある出来事によりやるせなさを感じ(2018年9月のBrett Kavanaugh氏のセクハラ疑惑、そして最高裁判事任命) 少し気持ちが遠のいてしまっていました。それについても記事を書いていたのですが、気持ちがこもりすぎてまとまらず、お蔵入りしています。(笑)

【カバノー最高裁判事承認】米中間選挙へ女性たちの怒りが広がる | Business Insider Japan

 

しかし今年はついに4年に1度の大統領選挙!2016年にトランプ氏が就任したあの衝撃により米国政治に興味を持ち始めた私にとって、アメリカにいながらその経過や制度などを身をもって学ぶ絶好の機会です。

そこで、今年こそはしっかり知識を付けたうえで追いかけようと、米国政治の参考書を購入して勉強を始めました。候補者、選挙の仕組み以前にも、そもそも上院下院はどう違うのか、議員は何人いるのか、民主党共和党の違いなど、基礎の基礎から。
 
そしてあーやっぱり面白いーと興味が再燃してきたときに、思いました。

「学んだこととか、興奮を誰かに言いたい。」

 

しかし寂しいことに、「宗教と政治の話題はタブー」とはよく言いますが、周りに誰もこの話題を共有して興奮できる人がいないのです。
 
そこで、ようやくこのブログの存在を思い出しました。(笑)
 
あくまで独学で勉強している素人なので、バシッとニュースのように正確に事実を伝えていくのではなく、政治の基礎知識や選挙情報の追いかけを、私自身の主観なども合わせて、勉強しながら自己満足感満載で綴っていきたいとおもっています。(今まで通り不定期で…^^)
 
既に大統領選挙までは1年を切っています。今週2月23日には、現大統領トランプ氏に対する民主党の候補者を決める戦いの幕開けとして、アイオア州で党員集会が開かれました。


アメリカの大統領選挙は全世界から重視されている出来事ですし、知識の有無や背景を少し知っているだけでニュースの見方が絶対に変わります。 自分の勉強とともに、少しでも同じ趣味の人が増えることを願ってぼちぼち頑張ります。^^
 
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二年ぶりの一時帰国中、価格と味と、何よりアメリカでは存在しないであろうメニューの芸術性に感動した、おぼんdeごはん

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駐妻のSNSデトックス (原因、やり方、結果)

 突然ですが、先月SNSデトックスをしました。そのきっかけから結果までを書き残します^^

 1、はじめたきっかけ

私の場合、2か月前他州からの引越しも終わり、生活が落ち着いたころに顕著にSNSを見る頻度が増えました。一つ家事をするたびにソファーでゆっくり携帯を眺める。そしてあっという間に一日が終わる。そして一日の終わりには、あー今日は何もできなかったとささやかな自責の念に駆られると、そんな不のサイクルの日々が続いていました。それにそんなに強い問題を感じないまま過ごしたところ、ある日Youtubeでイーロンマスクのインタビュー動画の中で飛び出たある言葉が頭に焼き付きました。

 

   "Comparison is the thief of joy"   比較は喜びの泥棒である 

    - アメリカ第26代大統領 Theodore Roosevelt

 

この動画(一番下にリンクを貼っています)ではイーロンマスクがホストのJoe Roganと様々な話題について2時間半超話し合うのですが、上記はSNSの話題の中で飛び出た言葉です。SNSには”完璧”な写真ばかり投稿されいて、実際よりずっといい生活を送っていて幸せそうに見えるが、実際そうではない。そしてそれらと比較することで自分の幸せが失われている。ということを話していました。

それを聞いた時、ハッとしました。意識しないままに、私もSNSで自分を比較しているんじゃないか。比較だけではなく、自分が参加できなかった日本での友達の集まり、会えない友達等、アメリカにいることでの自分の不自由さを無意識のうちに心に摂取しているんじゃないかと、その時に初めて気づきました。そして同時にこれは何とかしなければとおもい、まず現状を見つめなおしてみました。

 

2、SNS中毒に陥る原因と問題点

①原因

私たちをSNSに向かわせる原因は、暇つぶしやその場の気まずい雰囲気を紛らわせるためなど多くありますが、駐妻として私は寂しさ新しいことからの逃げが要因でした。駐妻になると、ほぼ一から異国の地で生活を作らなければいけません。住環境も、生活や習慣も新しい、そして友達も家族もいない日本の友達も遠く離れた地で、寂しさを感じます。その為、SNSに投稿される近況などを見て、友達や他人と繋がっている気持ちになるのです。これは駐妻に限らず、日本にいても同じことだと思います。

また、駐妻として他国に住んでいると、日本にいるよりも新しい何かを始めることの気持ちのハードルが高いような気がします。何か新しいことを始めたいけれど、何をしていいかわからない。面倒くさい。そんな気持ちが次第に面倒くささに変わり、すぐ手元の携帯ににげてしまっていたのです。

 

②問題点

上記に記載したSNSによる「繋がり」、しかしそれは多くの場合は一方的なものにすぎません。例えば友達の投稿をみて寂しさが紛れたとしても、コメントを書き込んだりして会話が生まれない限り「コミュニケーション」とはいえず、娯楽にすぎません。テレビと同じです。しかし投稿された生活のごくごく一瞬をみるだけで、その人のすべてを知っている気になり満足し、実際に話をすることが減っているような気がします。

そして使い方を誤ると嫉妬が生まれ、自分の生活に満足を得られずなくなります。同じ地元や境遇で育ったのになんでこうも違うのかなどと、見当違いの嫉妬感情を抱き、比較することで自分の幸せを侵食される事態に陥ります。 わたしもSNS上で素敵な駐妻さん達をたくさん見つけましたが、今思うと少なからずその人たちの生活と自分の生活を比較してしまっていたような気がします。

このようにSNSには、投稿をその人のすべてだと信じ込み、繋がっている気になり、また比較や嫉妬により麻痺して、自分の幸せを幸せと感じることすらできなくなってしまうかもしれないという、恐ろしい弊害があるのです。

 

3、SNSデトックス実行

自分の中毒症状に気づき原因や問題点を洗い出した後に、実際にデトックスを行ってみました。最近Youtuberでも行っている人を多く見かけるので、その人たちの体験も参考にしています。

①ルール

実施するうえで、下記の経った二つの簡単なルールを設けました。

InstagramFacebookTwitterを開かない

 →携帯上で無意識に開かないように、全てフォルダに入れて隠しました

Youtubeはニュースを見るのにも使うので適度ならOK

 ・3週間実施して様子を見る

 

②結果

思ったより簡単でメリットも大きく、本当にやってよかったです。端的に言うと、デトックス中は下記の事が起こりました。

・1日見ず、投稿を見逃してしまうともうどうでもよくなる

・最初の3日間ほどは何とも言えないような寂しさに襲われる

・気持ちがとても楽になった

・頭の中で考えることが増えた

・使える時間が増えた

 

私の場合、開くたびに見ていない投稿からずっと追っていっていたのですが、一度見逃してしまうともうどうでもよくなりました。開き直りと意地が逆に有利に働きました。(笑) しかし最初の数日は心にぽっかり穴が開いたような虚しさ、寂しさを感じ、その寂しさをSNSで埋めていたんだと気づきました。しかしそのあとはもう快調で、増えた時間で料理を頑張ったり、外に出かけたりしました。また、寂しさがまた襲った時にも、人は人、自分は自分と割り切り乗り越えました。

 

デトックス後のSNSとの付き合い方

このデトックスを実施してもう1か月ほどたちますが、残念ながらあれ以来一切SNSを見ていないという境地にはたどり着いていません。しかし、Twitterは全く自分には必要ないと思いアプリ自体を消したりと、SNSに向かう時間は減りましたし、明らかに以前よりは健康的な付き合い方になったことは間違いありません。

見るうえで下記のことを一層意識するようになりました。

SNS上の情報はあくまで「娯楽」である

・投稿された情報がその人のすべてではない

・自分の人生と比較しない

SNS上で人と繋がりたければ、メッセージなどを送り会話を生む

 

4、まとめ

SNSを見ることが良くないことだとは思いません。掃除の知恵や料理など、実際に多くの情報を入手して学ぶことができます。また実際に情報を発信して、ビジネスチャンスを得たり収入を得ている人もたくさんいらっしゃいます。しかし、もし私のように、SNSを開きすぎる自分に嫌気がさしたり、無意識に自分の生活を比較しているんじゃないかと心当たりがある方は、是非一度やってみることをお勧めします。極端に一切見ないのではなく、一日何回、何分などの制限を設けることでもいいと思います。4日ほどの短い期間でもいいので行い、どう変わったかを感じてみてください。自分をつかった実験のようで、結構楽しいですよ。

 

5、参考動画

1、Joe Rogan Experience #1169 - Elon Musk

私がSNSとの関係を見直すきっかけになった動画です。38:04あたりからSNSの話が始まります。ほかにも未来のAIの脅威やテスラ、空飛ぶ車など色々な面白い話をしています。

www.youtube.com

 

2、WHY I QUIT SOCIAL MEDIA FOR A YEAR AND WHAT I LEARNED

自身の経験を交え、わかりやすくSNS中毒の原因やデトックスの方法や結果を説明しています。脳科学の観点から、SNSがもたらすドーパミンにより人は快感を得て中毒になること、SNSは人が夢中になるように設計されていることなど、目からうろこでした。

www.youtube.com

 

2、Quitting Social Media: Social Media Detox Challenge | vlog 📱

私が好きなYoutuberが、デトックスについてのブログです。他にもこの人の動画は勉強になるものが多いです^^

www.youtube.com

 

米国内引っ越し③ // 荷物搬出から保管交渉、搬入まで

また前回の引っ越し記事から1か月が経ってしまいました。

引越ししてもう2カ月たち、家具もどんどん揃ってきています。しかしリビングテーブルは、注文したにもかかわらず途中でなぜか発送先に引き返してしまいました。(笑) こういう推理とか解決力は、どんどんアメリカで磨かれる気がします。

あと、最近アメリカでは、最高裁判事候補のBrett Kavanaugh氏のわいせつ疑惑で、全米の意見が真っ二つに割れています。先週の公聴会の様子や状況等について、途中までブログを書いて今下書きに眠っていますが、また以降完成させて載せようとおもいます。そして今後はせめて2週間に1回は更新したいとおもってます…。

 

今回は、記憶も少し薄れてきていますが、今回は引っ越しをした時の、荷物の搬出から搬入までをかきます。業者決定から荷造りまでは、前回、前々回の記事をご覧ください^^

 

minichabi.hatenablog.com

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1、搬出

当日は予定していた時間に遅れることなく、スキンヘッドのがっちりした男性二人組が来ました。土足のまま入ってくる様子だったので、シューカバーを渡してつけてもらいました。でももう退去するし、結局それを付けたまま部屋とトラックを往復していたので、意味なかったです…。

1人が手早く各荷物に小さなバーコード入りのシールを貼っていき、その連番で持っていたタブレットに入力する係。もう一人は、家具の解体と梱包、そして荷物をトラックに運んでいく係。日本での引っ越しも同じような作業分担だったでしょうか。

 

念のため同じ部屋にいたほうがいいかと、パソコンで別の作業をしながら話かけてみると、一人は昔は軍で働いていて、日本にも行ったことがあるとのこと。軍を辞めた後は基本的に年金で生活していて、夏の繁忙期だけ引っ越し業者を手伝っているらしい。年金で十分やっていけるので、引っ越し業はおこずかい稼ぎだよハハハと笑っていました。

そしてもう一人は、2週間前にロサンゼルスから引っ越してきたらしく、ちょっと前に旅行に行ったところだったので、行った場所の話を少ししました。ドジャーススタジアムの近くに住んでたらしい。大都会からなぜまたこんな田舎へ移住したのか…は、聞きませんでした。

 

段ボールへの煮詰めは事前に完了していたので、作業もあっという間に終わり、二人はさわやかに去っていきました。去り際にたしかチップ少しと、冷えていたペリエを渡しました。もううちはチップの額が足りるのかどうか不安な時や、あげるべきかわからない場合は、冷蔵庫に冷えてる缶飲料をあげる作戦に逃げます。

スキンヘッドでいかつい感じでちょっと最初はビビりましたが、これもそういう人たちと話せる珍しい機会ですね。

 

2、搬入日決定まで 交渉

前回のブログで書きましたが、今回は物量が非常に少ないため一旦業者の倉庫で保管し、同じ方面に向かう荷物があり次第トラックに一緒に詰めて運びます。なので、荷物の受け取りは最短で1週間後、最長で1カ月後と非常に幅がありました。しかし、これは私たちにとって非常に好都合です。なんせ、移動後にホテル暮らしをしながら新居を探すので、できればその入居日以降に新居で受け取りたい。

引っ越し業者には、搬出時には移動先の会社の住所で依頼し、もし受け取りまでに家が決まればその別のアドレスに届けてほしいと伝えていました。もし荷物のほうが早く着いた場合、会社の保管庫で受け取り、そこから自分たちで車で新居に運ぶ…でもこれは非常に避けたい状況でした。

 

移動後、大急ぎで新居探しをしましたが、これがまた難航。。次のブログで詳しく書きますが、断られたりデポジットを倍にされたりと、結構大変でした。そして半月以上経過してしまい、恐れていたことに、荷物が移動を開始…。

そこでダメもとで状況を説明し、もう少し待ってくれないかと聞くと、最長2週間くらい保管料なしで保管してあげるよとの返答が!もう今回のこの業者の担当者の女性、すごく仕事が丁寧で、逐一情報もアップデートしてくれて本当に助かりましたが、このときほど感謝したことはありません。

そしてその後なんとかその保管期限内に家も決まり、搬入日を迎えました。

 

3、搬入

新居のカギを貰った翌日、またガタイの良いスペイン系のお兄さん二人が大きなトラックでやってきました。この二人は自ら靴カバーを持参し、つけてくれました。

日本のように、あちらが運び入れた荷物の番号を読み上げ、こちらがリストで印をつけて受け取りを確認するのかと思いきや、バーコードをスキャンしてこちらはノータッチです。それでも少し不安だった(暇だった)ので、作っていたあのエクセルと、段ボールに自作で貼った番号で、自力で照合していきました。そして途中、Walmartで激安で買った本棚、そもそも私が組み立てに失敗し、ネジや釘が貫通しまくっているんですが、それも自分たちのせいかと心配してくれたりしました。(笑)

そして無事すべて荷物がそろったことを確認し、作業終了です。支払いはすでにオンラインでしていたので、サインのみ。チップも渡し、揚々と帰っていきました。

後からよく見ると、これもWalmartで激安で買ったテレビ台の角が割れていました。電話で問い合わせをすると、オンラインで写真や詳細とともに保険求償をしてくれとのことでしたが、修理にくるとかで結局面倒になってしまい諦めました。ボンドで接着すればなんとかなります。

 

ということで、長い道のりでしたが荷造り、搬出、搬入が終わりました。もう引越しをして2カ月たちますが、便利さは劣っても、自然の身近さはあちらが圧倒的に勝利です。窓を開けても荒野、車を走らせても荒野、1時間半ほどいくとようやく森林、日本食スーパーまで2時間強。そんな土地に住めたことも、とても良い経験でした。またいつか遊びに行きたいです。^^

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米国内引っ越し② // 念には念を入れた荷造り (リストとラベルの作成)

 

いつのまにか、引越しの準備記事からもう2カ月も経ってしまっていました。今は無事引越し先の新居も決まり、荷物の搬入も終わり、今は新居に住みながら徐々に家具をそろえていっている段階です。前回は引っ越しの見積もり依頼から業者決定までを書きましたが、以降ざっくりと下記の点について書いていこうと思います。今日は①について。 

①荷造り

②引っ越し荷物の搬出/搬入

③新居探しから契約、入居まで

ライフラインの契約

 

1、最終物量

前回のブログで書いた通り、業者と荷物を運び出す日程が決まりました。そこからは搬出日に間に合うようにひたすら荷造りです。梱包から行ってくれるサービスもこちらはよくあるようですが、うちは荷物を見られるのも嫌なのでいつも自分で苦しみながら行っています。

なんとか詰め終わって最終的な荷物は下記の通り。住んでいた家は会社が家具をレンタルしておいてくれていたので、ベッドなどの大型家具の移動はありませんでした。(結局引越し先で全部いちから揃えることになるのですが…)

・段ボール30箱

・仕事机、椅子

マットレス

・デッキテーブル、チェアx2

・本棚x2

・スーツケース

・衣装ケース

・自転車

段ボールは日本から引っ越してきたカートンを保管していたので再利用し、追加でHomeDepoで2箱買い足しました。それ以外の家具は業者が運び出す日に梱包してくれます。

 

そして私が荷造りと同時進行で行ったのは、リストとラベルの作成です。今回は物量が非常に少ないこともあり、一旦業者の倉庫で保管し、同じ方面に向かう荷物があり次第トラックにそれと混載で運びます。なので、引き取った後にそのまま同じトラックで行くわけではないので、その分荷物の紛失や破損のリスクが伴います。

しかしうちは住んでいた家を引き払ってから、引っ越し先の地に行って新居を探し始めます。なので荷物をすぐに受け取ることができないのでむしろ好都合で、あとはその紛失や破損のリスクにどう備えるかでした。そこで私が取った策は下記2点です。

 

2、リスト作成 

まず家具やカートンの個数や、箱の中身を下記の通りエクセルでまとめていきました。家具、箱はそれぞれ連番で書き合計数がわかるように、また箱には同じ番号を記載しています。この目的は下記3点です。

①家具と箱の個数、中身が一目でわかるように(受け取りが約1か月先になるため)

②紛失や破損時の保険料等の計算のため

③運び出し/受け取り漏れをなくす

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3、ラベル作成

倉庫で約1か月保管する為、引き取った後倉庫へ入庫、そしてトラックへの運び込みと、荷物の移動が最低でも2回発生します。その間にもし1箱迷子になっておいていかれた場合、探すのは一苦労ですよね。そして箱を発見した人も、中を開けてもそれがなんなのかわからず、手元に帰ってこないリスクも非常に高いです。

その為、うちは下記のようなラベルを印刷し、すべての段ボール箱に1枚ずつ貼っていきました。この作業が一番大変でした…。下の手書きの番号は、上記のリストの番号と一致するので、リスト上の〇番の箱を探す際はここの番号を探します。

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そしてさらにさらに紛失時に備え、すべての荷物の梱包後の写真を撮っておきました。ここまですればなくされたら見つける手掛かりになりますし、壊されたりしても証拠になりますし、保険料の計算にも役立つはずです。ここまでするともはや心配のしすぎでしょうか…。あとは無事にすべて受け取ることができるのを祈るばかりでした。次の記事では搬出から荷物の受け取りまでを書きます。^^

 

前回記事

minichabi.hatenablog.com