DETOUR

米国在住 (2018.2~) // 洋楽、英語マニア // 米国政治ウォッチャー

駐妻のSNSデトックス (原因、やり方、結果)

 突然ですが、先月SNSデトックスをしました。そのきっかけから結果までを書き残します^^

 1、はじめたきっかけ

私の場合、2か月前他州からの引越しも終わり、生活が落ち着いたころに顕著にSNSを見る頻度が増えました。一つ家事をするたびにソファーでゆっくり携帯を眺める。そしてあっという間に一日が終わる。そして一日の終わりには、あー今日は何もできなかったとささやかな自責の念に駆られると、そんな不のサイクルの日々が続いていました。それにそんなに強い問題を感じないまま過ごしたところ、ある日Youtubeでイーロンマスクのインタビュー動画の中で飛び出たある言葉が頭に焼き付きました。

 

   "Comparison is the thief of joy"   比較は喜びの泥棒である 

    - アメリカ第26代大統領 Theodore Roosevelt

 

この動画(一番下にリンクを貼っています)ではイーロンマスクがホストのJoe Roganと様々な話題について2時間半超話し合うのですが、上記はSNSの話題の中で飛び出た言葉です。SNSには”完璧”な写真ばかり投稿されいて、実際よりずっといい生活を送っていて幸せそうに見えるが、実際そうではない。そしてそれらと比較することで自分の幸せが失われている。ということを話していました。

それを聞いた時、ハッとしました。意識しないままに、私もSNSで自分を比較しているんじゃないか。比較だけではなく、自分が参加できなかった日本での友達の集まり、会えない友達等、アメリカにいることでの自分の不自由さを無意識のうちに心に摂取しているんじゃないかと、その時に初めて気づきました。そして同時にこれは何とかしなければとおもい、まず現状を見つめなおしてみました。

 

2、SNS中毒に陥る原因と問題点

①原因

私たちをSNSに向かわせる原因は、暇つぶしやその場の気まずい雰囲気を紛らわせるためなど多くありますが、駐妻として私は寂しさ新しいことからの逃げが要因でした。駐妻になると、ほぼ一から異国の地で生活を作らなければいけません。住環境も、生活や習慣も新しい、そして友達も家族もいない日本の友達も遠く離れた地で、寂しさを感じます。その為、SNSに投稿される近況などを見て、友達や他人と繋がっている気持ちになるのです。これは駐妻に限らず、日本にいても同じことだと思います。

また、駐妻として他国に住んでいると、日本にいるよりも新しい何かを始めることの気持ちのハードルが高いような気がします。何か新しいことを始めたいけれど、何をしていいかわからない。面倒くさい。そんな気持ちが次第に面倒くささに変わり、すぐ手元の携帯ににげてしまっていたのです。

 

②問題点

上記に記載したSNSによる「繋がり」、しかしそれは多くの場合は一方的なものにすぎません。例えば友達の投稿をみて寂しさが紛れたとしても、コメントを書き込んだりして会話が生まれない限り「コミュニケーション」とはいえず、娯楽にすぎません。テレビと同じです。しかし投稿された生活のごくごく一瞬をみるだけで、その人のすべてを知っている気になり満足し、実際に話をすることが減っているような気がします。

そして使い方を誤ると嫉妬が生まれ、自分の生活に満足を得られずなくなります。同じ地元や境遇で育ったのになんでこうも違うのかなどと、見当違いの嫉妬感情を抱き、比較することで自分の幸せを侵食される事態に陥ります。 わたしもSNS上で素敵な駐妻さん達をたくさん見つけましたが、今思うと少なからずその人たちの生活と自分の生活を比較してしまっていたような気がします。

このようにSNSには、投稿をその人のすべてだと信じ込み、繋がっている気になり、また比較や嫉妬により麻痺して、自分の幸せを幸せと感じることすらできなくなってしまうかもしれないという、恐ろしい弊害があるのです。

 

3、SNSデトックス実行

自分の中毒症状に気づき原因や問題点を洗い出した後に、実際にデトックスを行ってみました。最近Youtuberでも行っている人を多く見かけるので、その人たちの体験も参考にしています。

①ルール

実施するうえで、下記の経った二つの簡単なルールを設けました。

InstagramFacebookTwitterを開かない

 →携帯上で無意識に開かないように、全てフォルダに入れて隠しました

Youtubeはニュースを見るのにも使うので適度ならOK

 ・3週間実施して様子を見る

 

②結果

思ったより簡単でメリットも大きく、本当にやってよかったです。端的に言うと、デトックス中は下記の事が起こりました。

・1日見ず、投稿を見逃してしまうともうどうでもよくなる

・最初の3日間ほどは何とも言えないような寂しさに襲われる

・気持ちがとても楽になった

・頭の中で考えることが増えた

・使える時間が増えた

 

私の場合、開くたびに見ていない投稿からずっと追っていっていたのですが、一度見逃してしまうともうどうでもよくなりました。開き直りと意地が逆に有利に働きました。(笑) しかし最初の数日は心にぽっかり穴が開いたような虚しさ、寂しさを感じ、その寂しさをSNSで埋めていたんだと気づきました。しかしそのあとはもう快調で、増えた時間で料理を頑張ったり、外に出かけたりしました。また、寂しさがまた襲った時にも、人は人、自分は自分と割り切り乗り越えました。

 

デトックス後のSNSとの付き合い方

このデトックスを実施してもう1か月ほどたちますが、残念ながらあれ以来一切SNSを見ていないという境地にはたどり着いていません。しかし、Twitterは全く自分には必要ないと思いアプリ自体を消したりと、SNSに向かう時間は減りましたし、明らかに以前よりは健康的な付き合い方になったことは間違いありません。

見るうえで下記のことを一層意識するようになりました。

SNS上の情報はあくまで「娯楽」である

・投稿された情報がその人のすべてではない

・自分の人生と比較しない

SNS上で人と繋がりたければ、メッセージなどを送り会話を生む

 

4、まとめ

SNSを見ることが良くないことだとは思いません。掃除の知恵や料理など、実際に多くの情報を入手して学ぶことができます。また実際に情報を発信して、ビジネスチャンスを得たり収入を得ている人もたくさんいらっしゃいます。しかし、もし私のように、SNSを開きすぎる自分に嫌気がさしたり、無意識に自分の生活を比較しているんじゃないかと心当たりがある方は、是非一度やってみることをお勧めします。極端に一切見ないのではなく、一日何回、何分などの制限を設けることでもいいと思います。4日ほどの短い期間でもいいので行い、どう変わったかを感じてみてください。自分をつかった実験のようで、結構楽しいですよ。

 

5、参考動画

1、Joe Rogan Experience #1169 - Elon Musk

私がSNSとの関係を見直すきっかけになった動画です。38:04あたりからSNSの話が始まります。ほかにも未来のAIの脅威やテスラ、空飛ぶ車など色々な面白い話をしています。

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2、WHY I QUIT SOCIAL MEDIA FOR A YEAR AND WHAT I LEARNED

自身の経験を交え、わかりやすくSNS中毒の原因やデトックスの方法や結果を説明しています。脳科学の観点から、SNSがもたらすドーパミンにより人は快感を得て中毒になること、SNSは人が夢中になるように設計されていることなど、目からうろこでした。

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2、Quitting Social Media: Social Media Detox Challenge | vlog 📱

私が好きなYoutuberが、デトックスについてのブログです。他にもこの人の動画は勉強になるものが多いです^^

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米国内引っ越し③ // 荷物搬出から保管交渉、搬入まで

また前回の引っ越し記事から1か月が経ってしまいました。

引越ししてもう2カ月たち、家具もどんどん揃ってきています。しかしリビングテーブルは、注文したにもかかわらず途中でなぜか発送先に引き返してしまいました。(笑) こういう推理とか解決力は、どんどんアメリカで磨かれる気がします。

あと、最近アメリカでは、最高裁判事候補のBrett Kavanaugh氏のわいせつ疑惑で、全米の意見が真っ二つに割れています。先週の公聴会の様子や状況等について、途中までブログを書いて今下書きに眠っていますが、また以降完成させて載せようとおもいます。そして今後はせめて2週間に1回は更新したいとおもってます…。

 

今回は、記憶も少し薄れてきていますが、今回は引っ越しをした時の、荷物の搬出から搬入までをかきます。業者決定から荷造りまでは、前回、前々回の記事をご覧ください^^

 

minichabi.hatenablog.com

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1、搬出

当日は予定していた時間に遅れることなく、スキンヘッドのがっちりした男性二人組が来ました。土足のまま入ってくる様子だったので、シューカバーを渡してつけてもらいました。でももう退去するし、結局それを付けたまま部屋とトラックを往復していたので、意味なかったです…。

1人が手早く各荷物に小さなバーコード入りのシールを貼っていき、その連番で持っていたタブレットに入力する係。もう一人は、家具の解体と梱包、そして荷物をトラックに運んでいく係。日本での引っ越しも同じような作業分担だったでしょうか。

 

念のため同じ部屋にいたほうがいいかと、パソコンで別の作業をしながら話かけてみると、一人は昔は軍で働いていて、日本にも行ったことがあるとのこと。軍を辞めた後は基本的に年金で生活していて、夏の繁忙期だけ引っ越し業者を手伝っているらしい。年金で十分やっていけるので、引っ越し業はおこずかい稼ぎだよハハハと笑っていました。

そしてもう一人は、2週間前にロサンゼルスから引っ越してきたらしく、ちょっと前に旅行に行ったところだったので、行った場所の話を少ししました。ドジャーススタジアムの近くに住んでたらしい。大都会からなぜまたこんな田舎へ移住したのか…は、聞きませんでした。

 

段ボールへの煮詰めは事前に完了していたので、作業もあっという間に終わり、二人はさわやかに去っていきました。去り際にたしかチップ少しと、冷えていたペリエを渡しました。もううちはチップの額が足りるのかどうか不安な時や、あげるべきかわからない場合は、冷蔵庫に冷えてる缶飲料をあげる作戦に逃げます。

スキンヘッドでいかつい感じでちょっと最初はビビりましたが、これもそういう人たちと話せる珍しい機会ですね。

 

2、搬入日決定まで 交渉

前回のブログで書きましたが、今回は物量が非常に少ないため一旦業者の倉庫で保管し、同じ方面に向かう荷物があり次第トラックに一緒に詰めて運びます。なので、荷物の受け取りは最短で1週間後、最長で1カ月後と非常に幅がありました。しかし、これは私たちにとって非常に好都合です。なんせ、移動後にホテル暮らしをしながら新居を探すので、できればその入居日以降に新居で受け取りたい。

引っ越し業者には、搬出時には移動先の会社の住所で依頼し、もし受け取りまでに家が決まればその別のアドレスに届けてほしいと伝えていました。もし荷物のほうが早く着いた場合、会社の保管庫で受け取り、そこから自分たちで車で新居に運ぶ…でもこれは非常に避けたい状況でした。

 

移動後、大急ぎで新居探しをしましたが、これがまた難航。。次のブログで詳しく書きますが、断られたりデポジットを倍にされたりと、結構大変でした。そして半月以上経過してしまい、恐れていたことに、荷物が移動を開始…。

そこでダメもとで状況を説明し、もう少し待ってくれないかと聞くと、最長2週間くらい保管料なしで保管してあげるよとの返答が!もう今回のこの業者の担当者の女性、すごく仕事が丁寧で、逐一情報もアップデートしてくれて本当に助かりましたが、このときほど感謝したことはありません。

そしてその後なんとかその保管期限内に家も決まり、搬入日を迎えました。

 

3、搬入

新居のカギを貰った翌日、またガタイの良いスペイン系のお兄さん二人が大きなトラックでやってきました。この二人は自ら靴カバーを持参し、つけてくれました。

日本のように、あちらが運び入れた荷物の番号を読み上げ、こちらがリストで印をつけて受け取りを確認するのかと思いきや、バーコードをスキャンしてこちらはノータッチです。それでも少し不安だった(暇だった)ので、作っていたあのエクセルと、段ボールに自作で貼った番号で、自力で照合していきました。そして途中、Walmartで激安で買った本棚、そもそも私が組み立てに失敗し、ネジや釘が貫通しまくっているんですが、それも自分たちのせいかと心配してくれたりしました。(笑)

そして無事すべて荷物がそろったことを確認し、作業終了です。支払いはすでにオンラインでしていたので、サインのみ。チップも渡し、揚々と帰っていきました。

後からよく見ると、これもWalmartで激安で買ったテレビ台の角が割れていました。電話で問い合わせをすると、オンラインで写真や詳細とともに保険求償をしてくれとのことでしたが、修理にくるとかで結局面倒になってしまい諦めました。ボンドで接着すればなんとかなります。

 

ということで、長い道のりでしたが荷造り、搬出、搬入が終わりました。もう引越しをして2カ月たちますが、便利さは劣っても、自然の身近さはあちらが圧倒的に勝利です。窓を開けても荒野、車を走らせても荒野、1時間半ほどいくとようやく森林、日本食スーパーまで2時間強。そんな土地に住めたことも、とても良い経験でした。またいつか遊びに行きたいです。^^

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米国内引っ越し② // 念には念を入れた荷造り (リストとラベルの作成)

 

いつのまにか、引越しの準備記事からもう2カ月も経ってしまっていました。今は無事引越し先の新居も決まり、荷物の搬入も終わり、今は新居に住みながら徐々に家具をそろえていっている段階です。前回は引っ越しの見積もり依頼から業者決定までを書きましたが、以降ざっくりと下記の点について書いていこうと思います。今日は①について。 

①荷造り

②引っ越し荷物の搬出/搬入

③新居探しから契約、入居まで

ライフラインの契約

 

1、最終物量

前回のブログで書いた通り、業者と荷物を運び出す日程が決まりました。そこからは搬出日に間に合うようにひたすら荷造りです。梱包から行ってくれるサービスもこちらはよくあるようですが、うちは荷物を見られるのも嫌なのでいつも自分で苦しみながら行っています。

なんとか詰め終わって最終的な荷物は下記の通り。住んでいた家は会社が家具をレンタルしておいてくれていたので、ベッドなどの大型家具の移動はありませんでした。(結局引越し先で全部いちから揃えることになるのですが…)

・段ボール30箱

・仕事机、椅子

マットレス

・デッキテーブル、チェアx2

・本棚x2

・スーツケース

・衣装ケース

・自転車

段ボールは日本から引っ越してきたカートンを保管していたので再利用し、追加でHomeDepoで2箱買い足しました。それ以外の家具は業者が運び出す日に梱包してくれます。

 

そして私が荷造りと同時進行で行ったのは、リストとラベルの作成です。今回は物量が非常に少ないこともあり、一旦業者の倉庫で保管し、同じ方面に向かう荷物があり次第トラックにそれと混載で運びます。なので、引き取った後にそのまま同じトラックで行くわけではないので、その分荷物の紛失や破損のリスクが伴います。

しかしうちは住んでいた家を引き払ってから、引っ越し先の地に行って新居を探し始めます。なので荷物をすぐに受け取ることができないのでむしろ好都合で、あとはその紛失や破損のリスクにどう備えるかでした。そこで私が取った策は下記2点です。

 

2、リスト作成 

まず家具やカートンの個数や、箱の中身を下記の通りエクセルでまとめていきました。家具、箱はそれぞれ連番で書き合計数がわかるように、また箱には同じ番号を記載しています。この目的は下記3点です。

①家具と箱の個数、中身が一目でわかるように(受け取りが約1か月先になるため)

②紛失や破損時の保険料等の計算のため

③運び出し/受け取り漏れをなくす

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3、ラベル作成

倉庫で約1か月保管する為、引き取った後倉庫へ入庫、そしてトラックへの運び込みと、荷物の移動が最低でも2回発生します。その間にもし1箱迷子になっておいていかれた場合、探すのは一苦労ですよね。そして箱を発見した人も、中を開けてもそれがなんなのかわからず、手元に帰ってこないリスクも非常に高いです。

その為、うちは下記のようなラベルを印刷し、すべての段ボール箱に1枚ずつ貼っていきました。この作業が一番大変でした…。下の手書きの番号は、上記のリストの番号と一致するので、リスト上の〇番の箱を探す際はここの番号を探します。

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そしてさらにさらに紛失時に備え、すべての荷物の梱包後の写真を撮っておきました。ここまですればなくされたら見つける手掛かりになりますし、壊されたりしても証拠になりますし、保険料の計算にも役立つはずです。ここまでするともはや心配のしすぎでしょうか…。あとは無事にすべて受け取ることができるのを祈るばかりでした。次の記事では搬出から荷物の受け取りまでを書きます。^^

 

前回記事

minichabi.hatenablog.com

 

米国内引っ越し① // 見積もり依頼から業者決定までの手順

実は急遽引っ越すことになりました。

荒野荒野と言いながら、景色や自然へのアクセスしやすさなどの点で結構気に入ってたこの町も、約半年で離れてしまうことになり寂しいです。しかしそんな寂しさに浸る暇もなく、現在引っ越し準備まっしぐら。ようやく引っ越し業者を決めたところです。うちは会社指定の業者もなく、すべて個人で調べ、見積もりをしてもらい決めました。こっちの業者、訪問見積もりだけでなくFacetimeで見積もりしたりするんですね(笑)

全て自身で調べまくった完全自己流ですが、いろいろ面白かったので、ざっくりですが手順を4段階で下記まとめてみました。

 

①手配可能業者探し

まず行ったのが、希望期間中に輸送ができる業者を探すこと。いろいろ検索してたどり着いた引っ越し業者に、各社のサイトから見積もりを依頼しました。とはいえ入力するのは、大体希望日程、搬出地と搬入地の郵便番号、今住んでいる部屋の数くらい。勿論これだけで料金が出てくることはほぼなく、 大概はその後各担当者から電話やメールがきました。

そしてこの時点で依頼をしたのは全12社。多いですよね。しかし現住所がそこまで都会ではないので、そもそもサービス区域外、返事なしなどで全然うまく進まず、どんどん聞く業者の数も増えていきました。結果は下記の通り。

 

≪業者返答まとめ≫

対応可能          :3社

希望期間に空きがなく手配不可:1社

サービス区域外       :5社

返事なし          :3社

(日系業者2社含む)

 

振られに振られまくり、勝率(?)は25%でした。9月の新年度開始前の8月前後は年間でも特に繁忙期らしいとはいえ、返事がなかったのが3社も。ダメもとで聞いてみた某大手日系企業もその一社でした…。

あと、やはりアメリカは広いので、たとえ大手に見積もりを依頼しても、実際に対応するのは近隣地区の提携会社ということが多いようです。最初はまったく覚えのない業者から連絡が来てとても戸惑いましたが、聞くと "We represent *****(大手業者名)" と言ってきたので合点がいきました。

 

②信頼度調査

上記で絞り込んだ3社に具体的な見積もりを依頼する前に、念のためしっかりした会社かどうかをBetter Business Bureau というサイトで調べました。BBBとも呼ばれているようで、所在地、企業名などで検索して色々な企業の評価を見ることができます。今回の3社はすべてA+でした。

www.bbb.org

 

③見積もり

絞り込んだ3社と本格的にメールでやり取りを始めました。次は、具体的な物量を伝えて見積もり書の入手です。米国内の引っ越しは初めてでもあったので、できれば訪問してもらい物量を見てもらいたいと伝えていました。しかし会社によっては近辺に支店がなく、結局下記の通り各社と訪問、電話、Facetimeでの見積もりとなりました。

 

≪A社≫ 訪問見積もり

訪問見積もり。見積もり依頼後に一番早く返信があった、大手引っ越し業者の協力会社。ベテランの風格がある男性営業マンが家に来て、部屋を巡り一通りすべての荷物をみてiPad上に打ち込んでいた。そしてその後、座ってその場で料金を口頭で提示された。色々思いつく限り質問をし終了。見積もりは同日中にメールできた。

ちなみに土足で入られる前に頼んで、家にあった靴カバーをしてもらった。そしてこういう場合チップをあげるのかわからず、冷蔵庫に冷えていたPerrierを渡すと喜んでいた。丁寧でにこやかで信頼できるような印象だった。

 

≪B社≫ Facetime

支店が近くになく、Facetime(テレビ電話)での見積もり。すでにあちらの指示通り、ネット上の指定フォーマットで物量を入力し料金は提示してもらっていたが、念のため。

こちらから掛けるとランチを食べているところで、オフィス内の様子をちらっと見せてくれたりと、にこやかな青年だった。挨拶を済ませ、画面に家具や荷物を映しながら家を一周し、一通りの質問をして終了。のちにメールで改訂版の見積もりが来たが、以前の料金よりだいぶ安くなった。しかしネックだったのが、搬出候補日が5日間あり、その初日の3日前にならないと確定しないということ。これでは直前まで予定が立たない。

 

≪C社≫ 電話

電話でとにかく話したいと、最初からぐいぐい積極的だった担当者。物量を入力するネット上の専用フォーマットもないとのことで、なぜかFacetimeでもなく電話をしたいと。メールですでに自作の物量リストを送っていたが、それも完全に無視され、いちからまた口頭で家具の大きさや数量からすべて口頭で説明をした。(笑) そして説明ののち、見積もりが送られ、その会社のライセンスなどの説明や料金やオプションなどの説明をまた一から。計1時間ちょいも電話でぶっ通し話しました。(笑) 丁寧なんですけどね、でも、丁寧すぎというか、「それ全部電話でする必要ある?」というのが感想です。

彼によるとライセンスをしっかり持っていない悪質な業者も多いらしく、最初から最後まで、"PLEASE be aware of fake moving company's or moving brokers!!!!!!" (偽物業者には気を付けて!) のアドバイスが頻発しました。(笑) 

  

④業者決定

3社料金が出そろったところで、料金や条件を考慮し会社にも確認をして、A社に決定しました。ちなみに料金は安い順に、A<B<C。料金が安かったこともありますが、やはり担当者と面と向かって話した安心感も決め手でした。

 

★その他確認事項

うちの場合の料金や②の信頼度や評価確認以外の主な確認事項は下記でした。

デポジット有無とその金額

・支払方法 (カード、チェック等)

・保険オプション

・配送所要日数

・配送方法 (保管後混載なのか、詰め替え有無など)

・搬出日が決まるまでの流れ

 → 希望日を伝えても、その日を含めて何日間か業者側から候補日が提示され、業者によっては直前にならないと確定しないところがあるよう。例えば3day-windowと言われれば、候補日が3日間できるということ。業者によってその定義や決まる流れも違うようなので要確認。

 

★教訓

見積もりは訪問でもFacetimeでも、実際に見てもらって料金を出してもらったほうが良い。C社は実際にFacetimeの前後で料金が大幅に下がった。

 

 

ということでようやく業者が決まり、現在は日程の最終調整中です。それと同時並行で進めなければいけない、恐ろしい荷造りが待っています…。ぼちぼち頑張ります。

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こういう景色は、引越し後に確実に恋しくなります。。

お薦め記事紹介 / アメリカ国内の差別問題

 

ニューヨーク在住のライターの堂本かおるさんを昔からツイッターでフォローしているのですが、とても良い記事をいつも書いていらっしゃるので今回紹介します。

 

堂本さんを知ったきっかけは、大学3回時のアメリカ留学中にニューヨーク旅行を計画しており、その中で堂本さんのニューヨークのハーレム地区のツアーのサイトを見つけたことでした。ツアーへの参加は時間に都合がつかず結局かないませんでしたが、その時からいろいろ記事を読ませていただいています。

日本人の視点も織り交ぜつつ、専門でいらっしゃるブラックカルチャーや、アメリカの文化や情勢、ときに差別についてわかりやすく詳しく書かれている記事は、大変勉強になります。

 

私が最近読んだ全ての文章の中でもベストに入るのが、堂本さんの下記2件の記事です。1件目は4月から連日各地で立て続けに起きた15件もの差別が関わる事件がまとめられており、2件目はより大きなニュースになっている、ニューヨークの弁護士による差別行動とそれに対するなんともすっきりする人々のユーモアに富んだ対抗行動が記されています。是非どちらも読んでみてください。

 

wezz-y.com

wezz-y.com

 

 

ツイッターでShaun King氏等の方々をフォローしていると、日々いろいろな差別事件や不条理な事件が起こっているのを目の当たりにします。上記の記事のように、ただお店で注文していただけ、トイレを借りようとしただけ、歩いていただけ、BBQをしてただけ、メタルバンドのTシャツを着ていただけで無実の罪を着せられる。「(不法)移民」「ブラック」「ヒスパニック」「マイノリティー」などのキーワードが、まだこの国で大勢の無実の人々の生活を脅かしていることは間違いありません。ここでは日本人も「マイノリティー」にあてはまります。

日本はアメリカほど人種のサラダボールではありませんが、まだこういったヘイトの問題にまだ真剣に向き合い始めていないだけで、色々な根拠のない偏見や差別に生きづらさを強いられている人たちはそれこそ大勢いると思います。幼い時からよく聞く「相手の気持ちになって考える」こと、口で言うことはたやすいですが、大人になってもこれを心に留めて、一瞬でも行動前に考えることはなんと難しいことでしょうか。自身の行動も踏まえて、もう一度反省しようと思います。

 

また、堂本さんが書かれた記事は他にも沢山良いものがあるので、是非探してみてください。

【UBER】uberPOOL Expressレビューとトラブル、UberXやPOOLとの違い

Memorial Dayの三連休、ロサンゼルスに行ってきました。

ダウンタウンLAのLA Live、Little Tokyo、The broad(閉まってたので外観だけ)や、勿論Hollywood、Santa Monica、Beverly Hillsなど縦横無尽にLA内を観光しました。LA内での移動手段は7割Uberで3割地下鉄、そしてUberのなかでもUberPool Expressというシステムを合計7回使いました。今回は簡単にその比較やレビューをします。

 

1、Uberの他のサービスとの比較

2、uberPOOL Express乗車方法

3、使用感想

4、料金トラブル

 

www.uber.com

 

1、Uberの他のサービスとの比較

これまではいつもUberXといって、車一台を貸し切って使う配車システムを使っていました。それに対して同じ方面に行く人と他の人と相乗りするのがUberPool、そしてそれより安いものがUberPool Express。簡単な違いを下記にまとめてみました。値段は下に行くほど安くなります。

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*uberPOOL Expressは一部の都市でしか運用されていないようです

 

uberXやuberPOOLと違い、Expressだと近隣の指定乗車地まで歩かなければいけません。しかし私が利用した7回とも、徒歩1分以内の近くの場所だったので特にきになりませんでした。なにより、料金が安いんです。下手するとUberXの6割ほどの料金で利用することができました。しかしPOOL同様、相乗り相手がおりそちらの送迎もあるので急いでいるときには適していないと思います。

 

2、uberPOOL Express乗車方法

①アプリ上でuberPOOL Expressで配車を依頼

②ルートや相乗り相手(co-rider)の検索に2分待つ(画面上でカウントダウンされる)

③車が決まり次第、指定乗車地が指定されるのでそこまで歩く

④乗車

(⑤相乗り相手を迎えに行く(先に乗っている場合もあり)

⑥下車

 *相乗り相手との下車の順番は、ルートや乗車した順番のどちらも要因ではないかと思います。私が乗った際には100%で乗車順でした。

 

3、使用感想

相乗り自体の利用が今回初めてでしたが、急いでいないときには大いに利用価値があると思いました。何より安いので、観光など少しの移動を何度もする場合には助かります。相乗り相手とのコミュニケーションも、乗車時には"Hi"、そして下車時には”Have a great day!”といえば十分です。あくまで移動手段なので、特に車内で全員で会話が盛り上がることはありませんでした。(笑) セダンタイプでは乗客のキャパが4人のようで、最大で後ろに3人、助手席に1人乗るようです。Expressは都市部だけのようですが、指定乗車地までの移動も苦にならなかったので、以降そのシステムがある場所では使用しようと思います。

 

4、料金トラブル

上記ではよい評価を書きましたが、また今回もありました。料金トラブル。最終的には前回の方法でクレームを入れて価格訂正をしてもらいましたが、納得いかない金額のレシートが乗車後に来た場合は、やはり必ず訂正依頼をすべきです。

 

【今回のトラブル経緯】

①uberPOOL Expressにて乗車

②相乗り相手を迎えに行くも、指定地にいない

③ドライバーが呼び出そうと電話するも、電話にも出ない

④2分待ってこなければドライバーがキャンセルできるようで、2分待ってから出発

⑤私たちの指定地で下車

⑥メールで受け取ったレシートに"Time"という金額が加算されている($2ほど)

⑦下記内容で英語でクレームを書き、送信 (下記過去記事参照)

 ・乗車時も私たちが先に指定地についており、ドライバーを待たせていない

 ・移動中も特段混雑もなく流れもスムーズだった

 ・相乗り相手を待った時間の料金を私たちは払うべきではないし、払わない

⑧価格を配車依頼時のものに訂正したと返信がある

⑨メールで訂正後のレシートを受領

minichabi.hatenablog.com

 

 

ほぼどの町もですが、地区によっては治安も悪く、昼夜問わず徒歩移動が危険な地区もあるようです。旅行前にしっかりそのような場所は調べ、日が暮れたら特にUberに頼るのも大きな選択肢だと思います。その中でもPool、Pool Expressは慣れれば比較的手ごろで便利なサービスだと思いました。

しかしやはりUberでの犯罪も増えているようで、気を付けなければいけません。今後対策が強化されていくことを願います。

www.cnn.co.jp

Santa Fe高校での銃乱射事件

また今朝Santa Fe高校で銃撃事件が起こってしまいました。

今年に入って、たったの20週間で22件目の学校銃撃事件。朝からずっとテレビをつけてニュースを見ていますが、高校生や保護者のインタビューを見ていると心が痛みます。

9人の生徒と1名の教師が亡くなり10人が負傷、そして生徒だった17歳の犯人は捕まりました。複数犯や、銃乱射のほかに爆発物も設置されているとの情報などあり、今テレビ上で随時新しい情報が入ってきているところです。しかし夏休み、卒業まで残りあと2週のところでこんなことが起こるなんて。

 

www.youtube.com

インタビューを見ていると「うちの学校でこんなことが起こるなんて思わなかった」と言っている生徒もいる中、上記ビデオの 0:40から女の子が下記のように話していてぞっとしました。

"It's been happening everywhere, I felt, I've always kind of felt like eventually it was going to happen here too."

(銃乱射が)いたるところで起こっているから、いつかはここでも起こるような気がしていた

改めて、教育を受ける中でそんな覚悟もしなければいけない社会ということを痛感しました。そしてそんな全米の生徒たちの気持ち、そして保護者の不安は計り知れません。そしてもしこれらの家族のように、自分の家族や周囲の人たちから、銃撃事件が起こっている中から電話がかかってきたら、何ができるでしょう。

 

そして先日フロリダのStoman Douglas高校で銃撃事件があったときの犯人も、高校から退学処分になり、問題行動を繰り返していた19歳でした。また今回の犯人も、"Born to Kill"、「殺すために生まれた」というようなTシャツを着ており、またナチスのマークを敬愛していたという話もあります。どのような犯罪もそうですが、このような危険を招きかねない行為や言動はどうにかもう少し事前に対応されないのかと、毎回のことのように思います。

 

そして先ほどテキサスの知事や警察が会見していましたが、このようなことを防ぐまず始めの一歩として、「銃の保持者が銃を適切に保管すること」を挙げていました。子どもの手の届かないところに鍵をかけて保管すること。まさに先日Bass Pro Shopでみた下記の銃用の保管庫が思い浮かびました。

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しかし世界で最も銃犯罪が低い日本出身の私から見ると、「保管」の問題ではなくやはり「購入規制」を強めるべきだと思います。アウトドアショップ、そしてスーパーマーケットであるWalmartにすら釣り道具のように銃が売っています。先日書いた下記の銃規制へのデモのように、NRAと対峙し今の緩い規制を変えない限り、しっかりした「予防」にはならないと強く思います。

minichabi.hatenablog.com

 

 

久々の更新が銃撃事件の話になっててしまいました…。